ユニット紹介

薬学臨床教育研究センター
地域健康管理学ユニット

ユニットの目標

地域健康管理学ユニットは、地域住民の健康管理及び福祉について、研修、生涯教育などを通して地域貢献するために 、平成25年4月に設置された新しいユニットです。一方、薬学生に対しては、医療人としての倫理観、責任感を養い、医療現場における薬剤師業務に必須な知識、技能及び態度を習得させ、21世紀の高度・多様化する医療に貢献できる薬剤師となるための実践的な教育、研究指導を行っています。

特に薬剤師の本務である調剤に関しては、薬学、医学的根拠に基づき体系的に学び、患者の病態、体質、社会的環境などの患者背景が把握できる、処方が評価できる、正確に薬剤の調製ができる、適正使用のための情報提供ができる、患者に施行された薬物療法の有効性と安全性が評価できる、集積したデータを解析し臨床に還元できるなど、実践薬学の能力を育成しています。さらに、近年、多発している医療事故事例を薬学的観点から分析、考察し、医療事故防止の対策を考え、医療におけるセーフティマネージャーとして活躍できる薬剤師の育成を目指しています。

当ユニットの研究は、薬剤師業務の質の向上や新たな業務展開などに関する問題をテーマとして抽出し、その要因などを探索・解析し、新知見を見出すことを目標としています。研究テーマ は、薬学教育、実務実習事前学習、医療におけるセーフティマネジメント、薬剤師業務に関することまで、幅広い分野に亘っているのが特徴です。

研究テーマ

  • 病院における調剤過誤の現状および、その防止対策
  • 保険薬局における調剤過誤の現状および、その防止対策
  • 添付文書における腎機能障害の程度により投与量が記載されている医薬品に関わる医療事故事例の収集・分析
  • 医療薬学的検証に基づいたシロップ剤の調剤工程の標準化
  • 医療事故と医薬品の適正使用に関する研究
  • 高齢者の服薬管理に関する研究
  • 経口小児用製剤と各種嗜好品との飲み合わせ、味の変化についてのデータベース化への基礎的研究

お子さんが服用されるお薬の多くは粉薬で、味が悪く服薬できなかったため、病状が悪化し入院したと言うケースもよく見られます。この研究では小児用の飲み薬と各種嗜好品(ジュースやプリン、アイスクリーム)との飲み合わせ、味の変化についての調査と評価を行い、データベースとして整理して、薬剤師をはじめとするコメディカルの方や一般の方にも使えるように公開していきたいと考えています。

研究テーマイメージ

研究業績

発表論文

  • 小野真一, 西澤幸子, 井口法男, 中村均
    基本4感染症抗体価の在学中の増減 -ムンプス抗体陰性者はなぜ多いのか-
    CAMPUS HEALTH, 50(2):167-172(2013)
  • 田原雅子, 平昭圭介, 花田徳子, 玉城翼, 加野由紀子, 濃沼政美, 林宏行, 中村均
    円滑で継続的な医療連携を目的とした薬学的管理指導情報サマリー(薬剤添書)の開発
    日本医療マネジメント学会雑誌, 15(1):25-29(2014)
  • 清野敏一
    病院薬剤師による医療安全の取り組み
    病院, 73(10):762-769(2014)
  • 中村均
    小児科医のための処方せんの書き方
    小児科臨床, 68:551-562(2015)
  • 中村均
    輸液配合変化のリスクマネジメント
    外科と代謝・栄養, 51(5):235-245(2017)

執筆

  • 清野敏一, 秋下雅弘編「高齢者のための薬の使い方:ストップとスタート」の「服薬支援のポイント1:服薬指導」の項を執筆, ぱーそん書房(2013)
  • 中村均, 伊賀立二監修「現場ですぐに役立つ!処方箋の読み方」編集執筆, じほう(2016)清野敏一, 伊賀立二監修「現場ですぐに役立つ!処方箋の読み方」執筆, じほう(2016)
  • 中村均, 「根拠からよくわかる注射薬・輸液の配合変化Ver.2」編集執筆, 羊土社(2017)

お知らせ

2017/04
島﨑 学講師が当ユニットに着任しました。
2017/03
中村 均教授が編集執筆した「根拠からよくわかる注射薬・輸液の配合変化Ver.2」が発刊されました。
2016/01
中村 均教授が著書「処方箋の読み方」を編集・執筆しました。

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