組織構成

帝京平成大学・薬学部薬学科

帝京平成大学薬学部では、本学の建学の精神に謳われている「実学の精神」に基き、これからの日本における社会、医療、教育を牽引してゆく人材の育成を目指している。そのような薬の専門職を育てるためには、薬学分野におけるさまざまな学会活動や、地域社会との連携を通して教育や研究を行うことが大切である。
本学部では、6つの部門・センターを基本的な組織基盤としているが、それらは旧来の講座制とは異なり、社会・医療・教育からの求めにも即応できるよう、教育・研究上の類似したテーマを扱うユニットに細分され、ある場合には、複数のユニットが共同する事によって、新たな機能を生み出す自由度と可能性も想定している。

平成29年度 薬学部 教員組織

副学長・薬学部長   安西 偕二郎
  部門・センタ― 研究ユニット 教員名(敬称略)

細胞機能教育研究部門
(部門長:辻本雅文)
細胞生化学 辻本雅文 大西敦 後藤芳邦 青木一真
膜機能 矢ノ下良平 小川裕子 池本守  
分子細胞制御 高橋美樹子 金憲誠    
遺伝子機能解析 小林秀昭      
生理学 高崎浩太郎 山元健太    
生体防御教育研究部門
(部門長:石田功)
抗体DDS 石田功 齋藤浩美 平郁子 平裕一郎
西川毅 磯田勝広 大野まき 清水芳実
建部卓也      
タンパク質科学 西村千秋      
医薬品機能教育研究部門
(部門長:堀江利治)
薬物動態学 堀江利治 濱田和真 中埜貴文  
医薬解析学 西谷潔 渡邉丈夫 鈴木達彦 谷紀彦
物理薬剤学 石坂隆史 渡辺達也 山本佳久  
薬理学 清水俊一 山本伸一郎 戸田雄大  
薬物治療学 根来孝治 秋山晴代    
薬品分析学 伊佐間和郎      
医薬有機化学 小松俊哉 名取威徳    



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社会薬学教育研究
センター
(センター長:西村哲治)
薬事・情報学 鈴木政雄 白神誠    
医療経済学 荒川一郎      
リスク評価学 西村哲治      
医薬品安全性評価学 濃沼政美 百賢二 髙木彰子  
医療倫理学 田村京子      
薬局機能評価学        
薬学臨床教育研究
センター
(センター長:中村均)
病院薬学 水野惠司 井手口直子 飯島道生 栗林和美
地域薬局学 髙山信子      
地域健康管理学 中村均 清野敏一 島﨑学 世永由里子
薬学教育研究
センター
(センター長:西村哲治)
薬学基礎教育
(生物系)
小池勝也      
薬学基礎教育
(化学系)
古川淳 鈴木英治    
薬学基礎教育
(物理系)
鴫原淳 林譲 羽野芳生 横川壽彦
医療薬学系教育 土屋静子 稲津教久 石井竹夫 久保田俊一郎
清水秀行      

1.細胞機能教育研究部門(部門長:教授 辻本雅文)

細胞機能教育研究部門では、さまざまな病気について、それらに関与する標的物質を探索・同定し、新たな治療法の開発へ結び付ける事を目指している。所属研究者は、これまで研究を続けている生体物質、または病気そのものに着目し、それらの構造と機能や病態の進行プロセスについて分子レベルで解析を行う。

2.生体防御教育研究部門(部門長:教授 石田 功)

革新的新薬は患者に福音となる一方で、薬剤費高騰という影の部分が大問題となっている。生体防御教育研究部門では、革新的医薬品創出と低コストの両立を目指したリバイバル医薬技術開発による抗腫瘍薬の実用化研究を進める。

3.医薬品機能教育研究部門(部門長:教授 堀江 利治)

医薬品機能教育研究部門では、薬の薬理学的作用機序、体の中での動きを解明し、医薬品の分析、構造と物性の解析に基づく適切な製剤化を通じて、医薬品の有効性、安全性、安定性の向上を図り、創薬及び薬物治療の適正化のための基盤的研究を進める。

4.社会薬学教育研究センター(センター長:教授 西村 哲治)

社会薬学教育研究センターは、医薬品を適正に使用するために、医薬品がもつ社会性、医薬品を扱う立場における社会的課題、医薬品を安全に使用するための管理、さらには、食品や化学製品など健康に関連した生活関連物質の安全性など、薬と健康を社会的な視点から研究し、薬剤師の育成に寄与する。

5.薬学臨床教育研究センター(センター長:教授 中村 均)

薬学臨床教育研究センターを中心として、薬学臨床教育(実務実習と、その事前学習)を実施する。加えて、地域の医療職と協力し、学部の多職種連携教育や薬剤師の生涯学習も行う。これらの活動を通して地域医療の実態への理解を深め、同時に大学・病院・薬局の交流・連携体制を強める。

6.薬学教育研究センター(センター長:教授 西村 哲治)

薬学教育研究センターに所属する教員は、それぞれの専門に基いて薬学教育を実施する。また、本センターは学生の修学状況をもとに、入学から卒業までの本学部のカリキュラムが適切か解析し、改善に繋げる。加えて、薬剤師国家試験対策の計画と実行を主導する。

帝京平成大学大学院・薬学研究科

わが国の医療を支える専門性の高い薬剤師の養成を目指し、「医療実践」、「創薬・橋渡し」、「医薬評価・規制」の3研究分野において、教育・研究を行います。それぞれの研究分野の研究科教員は、薬学部の部門やセンターに所属する学部教員が兼任しています。

1.医療実践研究分野

(1)教育と研究の目標

これからの地域連携医療をけん引する薬剤師として「在宅・地域医療のスペシャリスト」の育成を目指しますが、特に、フィジカル・アセスメントなど科学的エビデンスに基いて薬物治療や評価を行える能力、他の医療スタッフとコミュニケートできる能力を重視します。

(2)薬学部との関係

薬学部に設置された、薬学臨床教育研究センター所属で、かつ資格を備えた教員が兼任教員として教育と研究に当たります。

2.創薬・橋渡し研究分野

(1)教育と研究の目標

これまでにはない創薬コンセプトに基いて医薬品を探索・開発し、それらを社会へ提供するための研究を行います。具体的には、様々な疾患に関係する創薬ターゲットや、抗体薬などの分子標的薬に関する基礎・実用化研究に加え、医薬評価・規制研究分野のコース・ワークを組み合わせることによって、医療の現場や医薬品開発マネージメントなど、他分野での研究にも従事できるpharmacist-scientistを養成します。

(2)薬学部との関係

薬学部に設置された、細胞機能教育研究部門、生体防御教育研究部門、医薬品機能教育研究部門所属で、かつ資格を備えた教員が兼任教員として教育と研究に当たります。

3.医薬評価・規制研究分野

(1)教育と研究の目標

医薬品が命・健康に直接関わることから、医薬品の開発から安全に使用されるまで、薬学は大きな責任を負っています。例えば、安全、かつ効率的に医薬品を開発するためには、開発と規制の調和を図る必要がありますし、医療費を適正化するために医療経済学の重要性も高まっています。これら「開発と規制の調和」、「医療と経済の調和」などについて研究を行います。同時に、本研究科における「創薬・橋渡し研究」や「医療実践研究」を社会的な視野をもって支援し、本研究科における研究を、互いに融合させる役割も担っています。

(2)薬学部との関係

薬学部に設置された、社会薬学教育研究センター、あるいは薬学臨床教育研究センター所属で、かつ資格を備えた教員が兼任教員として教育と研究に当たります。

薬学部と薬学研究科の教育・研究の関連性について

薬学部の教員が薬学研究科の教員を兼任していることから分かりますが、薬学部で行われる卒業研究などの内容は、基本的に薬学研究科で行われている研究テーマに基いています。つまり、薬学部での研究活動は、薬学研究科の研究によって支えられているという事もできます。
また、社会薬学教育研究センターと薬学臨床教育研究センターは互いに連携し、医薬品が製造されてから医療の現場で適正に使われる過程に関係する、色々な課題について薬学臨床教育・研究的な側面や、社会薬学的な側面から教育・研究を行います。同時に、薬学部や、薬学研究科の3つの研究分野(医療実践研究分野、創薬・橋渡し研究分野、医薬評価・規制研究分野)で行われる研究を互いに融合させることを目標にして設置されています。

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