お知らせ

平成26年度私立大学戦略的研究基盤形成支援事業に採択されました。

平成26年7月18日

本学は研究拠点を形成する研究プロジェクトとして「医薬品リバイバル技術による創薬イノベーション」について、文部科学省『平成26年度私立大学戦略的研究基盤形成支援事業』に申請し、採択されました。

本事業は、私立大学が各大学の経営戦略に基づいて行う研究基盤の形成を支援し、研究プロジェクトに対して総合的に補助を行う事業であります。今後2018年までの5年間、研究プロジェクトを推進することになります。

近年、全く新規な医薬品を創出する成功確率は低下傾向にあります。それに伴い医薬品の開発費は増大し、医療費の高騰を招いており、医療経済上の問題となっています。このような背景から、本プロジェクトでは、
(1)薬効があっても副作用でドロップしたもの、(2)臨床で十分な薬効が出ずにドロップしたもの、(3)医薬品として上市されていても適用拡大に失敗し適応範囲が限られているもの、(4)薬剤耐性によって使用できなくなっているものを新規な医薬品としてリバイバルさせる(掘り起こす)技術を開発することを目指します。

このような技術をてこにして、我が国に創薬イノベーションを起こしたいと考えています。

プロジェクトリーダー
石田 功教授

研究テーマ

  • 1.組換えビフィズス菌をDDSとして利用する医薬品リバイバル技術開発
  • 2.アルパカ一本鎖抗体を利用した医薬品リバイバル技術開発