組織構成
帝京平成大学・薬学部薬学科
帝京平成大学薬学部では、本学の建学の精神に謳われている「実学の精神」に基き、これからの日本における社会、医療、教育を牽引してゆく人材の育成を目指しています。そのような薬の専門職を育てるためには、薬学分野におけるさまざまな学会活動や、地域社会との連携を通して教育や研究を行うことが大切です。
本学部では、7つの部門・センターを基本的な組織基盤としていますが、それらは旧来の講座制とは異なり、社会・医療・教育からの求めにも即応できるよう、類似した教育・研究上のテーマを扱うユニットに細分されており、ある場合には、複数のユニットが協働する事によって、新たな機能を生み出す自由度と可能性も備えています。
2024年度 薬学部 教員組織
薬学部長 亀井美和子 | |||||||
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部門・センタ― | ユニット | 所属教員 | |||||
部 門 |
細胞機能教育研究部門 (部門長:矢ノ下良平) |
細胞生化学 | 大西敦 | 後藤芳邦 | 青木一真 | ||
膜機能 | 矢ノ下良平 | 中谷良人 | 小川裕子 | 池本守 | |||
分子細胞制御 | 高橋美樹子 | 八代田英樹 | 金憲誠 | ||||
遺伝子機能解析 | 小林秀昭 | ||||||
生体防御教育研究部門 (部門長:平裕一郎) |
生体制御 | 齋藤浩美 | 磯田勝広 | 西川毅 | 大野まき | ||
抗体DDS | 平裕一郎 | 平郁子 | 清水芳実 | ||||
タンパク質科学 | 西村千秋 | ||||||
医薬品機能教育研究部門 (部門長:清水俊一) |
薬物動態学 | 水間俊 | 濱田和真 | 中埜貴文 | |||
薬理学 | 清水俊一 | 吉田卓史 | 戸田雄大 | 建部卓也 | |||
薬物治療学 | 秋山晴代 | 栗坂 知里 | |||||
生理・病態学 | 石井正和 | 山元健太 | 山本伸一郎 | ||||
創薬基盤教育研究部門 (部門長:小松俊哉) |
創薬科学 | 栗原健一 | 石川和樹 | ||||
物理薬剤学 | 並木徳之 | 渡辺達也 | 山本佳久 | ||||
薬品分析学 | 伊佐間和郎 | 大野賢一 | |||||
医薬有機化学 | 小松俊哉 | 名取威徳 | 赤木祐介 | 岩﨑絵理佳 | |||
天然医薬資源学 | 高松智 | 鈴木達彦 | |||||
セ ン タ | |
社会薬学教育研究 センター (センター長:菊地真実) |
薬事・情報学 | 渡邊伸一 | ||||
薬剤疫学 | 宮崎生子 | 野村香織 | |||||
医薬統計学 | 高橋秀人 | ||||||
医薬品安全性評価学 | 濃沼政美 | ||||||
医療倫理学 | 菊地真実 | ||||||
実践地域連携 | 小原道子 | 吉田貴行 | 原田美那 | ||||
薬学臨床教育研究 センター (センター長:清野敏一) |
病院薬学 | 島﨑学 | 佐村優 | ||||
地域薬局学 | 井手口直子 | 伊東育己 | |||||
臨床薬物治療学 | 清野敏一 | 栗林和美 | 鈴木正論 | ||||
治療評価学 | 丸山桂司 | 世永由里子 | |||||
薬学教育研究 センター (センター長:畑春実) |
薬学基礎教育 | 鈴木英治 | 八代田英樹 (兼) |
窪田剛志 | 加藤雅和 | ||
医療薬学系教育 | 島﨑学(兼) | 高崎浩太郎 | |||||
学修支援 | 畑春実 | 髙木彰子 |
1.細胞機能教育研究部門(部門長:教授 矢ノ下 良平)
細胞機能教育研究部門では、さまざまな病気について、それらに関与する標的物質を探索・同定し、新たな治療法の開発へ結び付ける事を目指しています。所属研究者は、これまで研究を続けている生体物質、または病気そのものに着目し、それらの構造と機能や病態の進行プロセスについて分子レベルで解析を行っています。
2.生体防御教育研究部門(部門長:教授 平裕 一郎)
革新的新薬は患者に福音となる一方で、薬剤費高騰という影の部分が大問題となっています。生体防御教育研究部門では、革新的医薬品創出と低コストの両立を目指したリバイバル医薬技術開発による抗腫瘍薬の実用化研究を進めています。
3.医薬品機能教育研究部門(部門長:教授 清水 俊一)
医薬品機能教育研究部門では、薬の薬理学的作用機序、体の中での動きを解明し、医薬品の分析、構造と物性の解析に基づく適切な製剤化を通じて、医薬品の有効性、安全性、安定性の向上を図り、創薬及び薬物治療の適正化のための基盤的研究を進めています。
4.創薬基盤教育研究部門(部門長:教授 小松 俊哉)
創薬基盤教育研究部門では、有機合成化学、天然物化学、生薬学、計算科学、分析化学、物理化学、製剤学などの研究領域において、医薬品や生体関連物質を物質科学の対象として取り扱う基礎的研究を行うことにより、科学や医療の進歩に貢献することを目的としています。
5.社会薬学教育研究センター(センター長:教授 菊地 真実)
社会薬学教育研究センターは、医薬品を適正に使用するために、医薬品がもつ社会性、医薬品を扱う立場における社会的課題、医薬品を安全に使用するための管理、さらには、食品や化学製品など健康に関連した生活関連物質の安全性など、薬と健康を社会的な視点から研究し、薬剤師の育成に寄与します。
6.薬学臨床教育研究センター(センター長:教授 清野 敏一)
薬学臨床教育研究センターを中心として、薬学臨床教育(実務実習とその事前学習)を実施します。加えて、地域の医療職と協力し、学部の多職種連携教育や薬剤師の生涯学習も行います。これらの活動を通して地域医療の実態への理解を深め、同時に大学・病院・薬局の交流・連携体制を強めていきます。
7.薬学教育研究センター(センター長:教授 畑 春実)
薬学教育研究センターに所属する教員は、それぞれの専門に基いて薬学教育を実施します。また、本センターは学生の修学状況をもとに、入学から卒業までの本学部のカリキュラムが適切か解析し、改善に繋げます。加えて、薬剤師国家試験対策の計画と実行を主導していきます。
更新日 2024.01.10