お知らせ
東京都委託「無菌調製技能習得研修会」を本学薬学部と東京都薬剤師会の共催で開催しました。
平成26年度薬局・薬剤師在宅療養支援促進事業(東京都委託)を本学薬学部と東京都薬剤師会の共同開催で、平成27年3月8日(日)、3月15日(日)、3月22日(日)の3日間にわたり本学で開催しました。
この研修は、医療介護総合確保法に基づく新基金を活用して行われたもので、在宅医療のための知識・技能を持った人材の確保や地域医療促進のための体制整備を目的に実施されました。研修会は東京都薬剤師会の会員180名(定員)を対象に、「無菌調剤、輸液・TPNの基礎知識の習得」及び「無菌調製手技、混合調製の実践」の講義と実習から構成されています。3月15日、22日の実習は、中野キャンパスの無菌調剤実習室を使用して、本学の実務教育に携わっている教員12名が実地指導にあたりました。無菌調製実習指導は、昨年に実施した中野区薬剤師会会員を対象とした薬剤師卒後教育で経験しており、180名と大人数の実習でしたが、スムースに終了することができました。
この事業は平成29年度まで継続され、本学も地域医療貢献のため、今後も協力することになっています。また、本研修を修了した参加者には、帝京平成大学薬学部長・東京都薬剤師会会長連名の修了証が交付されました。なお、本研修会は本学事務局の多大なる協力・支援により行われました。
講義風景
実践前のプレ実習
クリーンベンチを用いた実践的な実習