お知らせ
明治大学との連携講座『現代病とうまく付き合うための漢方・薬草・薬膳』を開催しました。
平成27年11月12日
『現代病とうまく付き合うための漢方・薬草・薬膳』というタイトルで、10月10日から毎週土曜日に連続4回に渡って、一般の方を対象とした講座を開催しました。
このテーマでの連携講座は3回目で、1回目と2回目(いずれも平成26年開講)は、本学中野キャンパスでしたが、今回は、本学の隣にある明治大学の中野キャンパスで開催しました(写真1)。
本講座では、うつ病、機能性胃腸症、過敏性腸症候群、認知症、高血圧、糖尿病といった主としてストレスを起因とした現代病に焦点をあて、東洋医学が身近な薬草を使ってこれら疾患に対していかにうまく対処しているかを、西洋医学と比較しながら丁寧に説明しました。
講座は、話だけでなく、講義に出てくる薬草の展示、漢方薬のエキス剤と煎じ薬の飲み比べ、漢方処方を助けるための身近な薬草を使った薬膳料理の試食も取り入れ、参加者にできる限り東洋医学を身近に感じてもらうように配慮しました(写真2)。30名を超える参加者があり、また若い方も多く見られ、現代病や東洋医学に対する関心度の高さを感じました。毎回、熱心に質問する方もいて、今後も続けてほしいという要望もたくさんいただきました。
写真1:(左)明治大学 (右)帝京平成大学
写真2:薬草の展示、説明の様子