お知らせ

本薬学部教員が第61回日本唾液腺学会学術集会において学会奨励賞を受賞しました。

平成29年2月13日

日本唾液腺学会は、唾液腺に関する我が国で唯一の学際的な全国規模の学会であり、60年の歴史を持っています。第61回日本唾液腺学会学術集会(平成28年度)において、小川裕子准教授が学会奨励賞(基礎的研究)を受賞しました。

受賞演題及び受賞者

ヒト唾液由来の2種類のエキソソームに含まれる RNAの次世代シーケンサーによる網羅的解析
小川裕子・辻本雅文・矢ノ下良平(帝京平成大学薬学部)

本研究は、ヒト唾液中エキソソームと呼ばれる膜小胞に含まれるlong RNAとsmall RNAを次世代シーケンサーで塩基配列を調べた結果、エキソソームが多様なRNAをもっていることを明らかにしました。これらのRNAが口腔内の細胞に遺伝情報を伝達することによって標的細胞の機能を制御する可能性を示したものです。
今後、病気によって、これらのRNAがどのように変化するかを調べて、病気の診断に役立てたいと考えています。

受賞の様子

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