お知らせ
平成28年度 卒後薬剤師実地研修会「フィジカルアセスメントの基礎講座」を開講しました。
平成29年4月28日
平成26年度より薬学部では、薬剤師会、医師会との地域医療連携の一環として、卒後薬剤師実地研修会を開講しております。平成28年度は昨年度も要望の高かった「フィジカルアセスメントの基礎講座」を全6回シリーズで、平成29年1月より月2回のペースで3ヶ月間にわたり開講いたしました。
毎回、中野区医師会の医師を講師とし、薬学部教員がそれをサポートする形で研修が実施されます。この研修会では、高機能患者シミュレータ「SimMan 3G」とフィジカルアセスメントモデル 「Physiko」を用いて、脈拍、血圧、腸蠕動音、呼吸音、心音などを実際に体験しながら基本的知識や技能を学びます。そして研修の終盤にはシミュレータを用いた症例検討を行い、グループ毎に発表するという形式で実施しています。研修参加者の感想としては、医師の処方意図が理解できたという声や、フィジカルアセスメントから得られた情報を調剤に活用したいなどの声が聞かれ、今年度も非常に実りある研修会となりました。
中野区医師会の医師による講義風景
脈拍測定の基本
研修生による呼吸音の聴診演習
医師による聴診方法の指導