お知らせ

本学大学院生の論文が学術雑誌のHighlighted Paper selected by Editor-in-Chiefに選ばれました。

平成29年8月1日

大学院薬学研究科の大学院生(粂田 奈宝子(くめだ なほこ)さん)および本学教員(小川 裕子 准教授、辻本 雅文 教授、矢ノ下 良平 教授)の論文が「Biological and Pharmaceutical Bulletin」2017年40巻8号(2017年8月1日発行)の「Highlighted Paper selected by Editor-in-Chief」に選ばれました。また、J-stageのfeatured articleにも選定され、概要が掲載されることとなりました。

近年、エキソソームと呼ばれる膜小胞は、がんの転移や情報伝達などに関与することで注目されています。
本研究は、ヒト唾液からエキソソームを精製し、冷蔵保存、唾液中などの条件下で構造が安定であることを明らかにし、口腔内から消化管への新しい情報伝達経路が存在する可能性を示したものです。

掲載論文

Characterization of Membrane Integrity and Morphological Stability of Human Salivary Exosomes.
Biol. Pharm. Bull. 40 (8), (2017)

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