お知らせ

2019年度 着任の新任教員を紹介します。

2019年7月19日

2019年度着任の新任教員を紹介します。

富田 隆 教授(病院薬学ユニット)

富田 隆 教授

これまでに筑波大学附属病院薬剤部、医療法人清風会ホスピタル坂東薬剤部部長、岩手医科大学附属病院薬剤部副薬剤部長、同大学薬学部准教授として、臨床現場での業務、教育、研究を行ってきました。本学では、これまでの経験を活かし、薬学生の臨床教育を担当します。

医薬品は、非常に興味深く、生体に存在しない化合物であるにも関わらず、生体内に吸収された後、生理活性を発揮します。この面白さに魅せられて、臨床現場での業務、教育を継続しています。また、医薬品の使用方法や服用方法が適切でない場合、薬効そのものが発揮されない問題点を発見し、その対策も研究しています。国民に貢献できる薬剤師を育成するため、医薬品の適正使用に貢献するために、教育、研究に邁進する所存です。よろしくお願いいたします。

菊地 真実 教授(薬局機能評価学ユニット)

菊地 真実 教授

1989年~2019年までの30年間、病院薬剤師(5年)、そして薬局薬剤師(25年)として、長く臨床の場で薬剤師として業務を行ってきました。

当初、白衣を着て仕事をする薬剤師という職業は自分には不向きだという思いが強かったのですが、患者さんとの関わりを通して、薬剤師とは人を相手にしている仕事だということを認識し、薬剤師という仕事を好きになっていきました。患者さんからたくさんのことを学び、関わった多くの方に薬剤師として育ててもらったように思います。それと同時に、患者さんという人間や、患者さんをとりまく医療システムや社会に対する関心から、薬学という学問領域を少し離れて考えてみたいと思い、薬剤師として働きながら人文系の勉強をはじめ、医療人類学という学問に出会いました。医療人類学では、患者さんの文化と医療者の文化の違いを前提にし、その違いに驚き、異なる文化をもつ相手との対話を通して、互いの違いを理解し、共感することに重きを置きます。

これまでの経験と学んだ理論を融合させ、医療の現場で生き生きと活躍する薬剤師を育てる教育に少しでも貢献できればと思っています。どうぞよろしくお願いします。

栗坂 知里 助教(薬物治療学ユニット)

栗坂 知里 助教

私は3月まで薬学研究科に在籍する大学院生として研究を行っていました。本学では生物系実習Ⅱ、アドバンスセミナーIA、卒業研究を担当いたします。

薬剤師になるためには、6年間大学で学んだ後、薬剤師国家試験に合格しなくてはなりません。長い学生生活の中で、学生の皆さんの悩みや疑問を解決できように、少しでもお手伝いができればと考えています。また、卒業研究を通して、未知のことを追求する面白さや難しさを共有していきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

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