お知らせ
薬学部の学生が、越谷市立北陽中学校にて「薬育及び薬物乱用防止教育」を行いました。
2020年1月9日
11月21日(木)越谷市立北陽中学校の体育館にて、薬学部 5年次の3名が全校生徒を前に「薬育及び薬物乱用防止教育」を行いました。約1時間のプログラムですが、生徒たちは真剣に聞いていました。
このプログラムは、初めに医薬品の基礎知識(医薬品の役割、正しい使い方、体内動態、主作用と副作用など)を学びます。医薬品の間違った使い方は、薬物乱用になることを理解してもらい、乱用される薬物の種類や呼び名、薬物が身体の中に入ると医薬品と同じで血液と一緒に全身を回ること、脳に行きやすいことなどを話しました。次に、薬物を使うとなぜ止められなくなるのかを、ドーパミンを例えたキャラクターを使って説明しました。
プログラムの最後は、薬物に誘われたらどう断るか寸劇で説明しました。
生徒たちからは「1時間が早く感じた」「医薬品は正しく使わなくてはいけないことがわかった」「イラストを使ってわかりやすかった」「薬物に誘われても絶対に断る」などの感想をいただき、医薬品と薬物の違いも理解してくれたようでした。
中学校の先生からは「中学生に一度は見せたい授業でした」とお褒めの言葉をいただきました。