お知らせ

2022年度着任の新任教員を紹介します。

2022年7月8日

2022年度着任の新任教員を紹介します。

畑 春実 教授(学修支援ユニット)

畑 春実 教授

本年2月に本学に着任いたしました畑 春実と申します。昭和大学医学部にて11年間、衛生学の教育と予防医学の研究に邁進しておりました。当時、学修に不安を抱える学生さんの修学支援を担当し、その重要性を痛感したことがきっかけとなり、日本大学薬学部に籍を移して5年間、薬学教育支援に携わりました。本学では学習相談室を担当しております。

薬学部は6年間という長い学修期間となります。薬剤師を目指し薬学部に入学した皆さんも勉強で悩むことがあると思います。学修相談室では、学生さん一人ひとりの学修を総合的にサポートしていきたいと考えております。どうぞよろしくお願い致します。

野村 香織 准教授(薬剤疫学ユニット)

野村 香織 准教授

卒後に勤務した行政職では地方(保健所、県庁)・国(厚生労働省・PMDA)・海外(欧州医薬品庁、ICH)という多岐に渡る業務を経験しました。また、職能団体の立場で国の政策立案に関与する希な職務を経て、4月に本学に着任しました。医薬品の市販後安全対策を担当して以来、薬剤疫学研究を含む製薬企業のファーマコビジランスや医療関係者への医薬品情報提供、リスクコミュニケーション、といった市販後安全対策全体をライフワークとしております。授業では、国民の生活と生命を守る社会保障としての医療制度および医薬品産業政策を、今までの体験談や時事トピックを交えて、分かりやすく学生に伝えていきたいと思います。

柳澤 友希 助教(病院薬学ユニット)

柳澤 友希 助教

私は6年制薬学部を卒業し、病院薬剤師となりました。主に病棟業務、集中治療室や外来化学療法室を担当し、常に患者さんのため、業務に邁進しておりました。昨今の予測不可能な時代において、患者さんや医療現場、社会から求められるニーズを捉え、本質となる課題を設定し、正解のない課題に対し、自らの専門知識を活かして他者と共同し最適解を導き実践できる薬剤師が求められている、と考えます。ぜひ学生の皆さんに、その薬剤師の仕事の面白さに気づき、勉学に励んでほしいと思います。そのために、学生の皆さんに対し勇気づけを行い、キャリアの道標となる存在を目指します。また、薬剤師となった皆さんと一緒に活躍できるよう、私も自己研鑽を継続します。一緒に頑張りましょう。

岩﨑 絵理佳 助手(医薬有機化学ユニット)

大学を卒業後は、薬剤師として臨床現場に勤務しました。机上の勉学では身につけられなかったこと、一人では対応が困難なこともありましたが、様々な医療スタッフと相談しながら、ひとつひとつ解決してきました。そしてこの度、本学に着任いたしました。

さて、有機化合物である医薬品の薬理作用や構造活性相関などを理解するためには、有機化学を基盤とした分子レベルでの知見は欠かせません。私は、医薬品の候補となりうる薬理活性物質の合成による創製、また、それらの合成法の開発を目指しています。

有機化学を学生の皆さんと一緒に楽しみ、そして、臨床との架け橋になれるよう取り組みたいと考えております。よろしくお願いいたします。