お知らせ
3月8日(金)薬学部FD企画委員会主催のFD講演会「色覚の多様性とカラーユニバーサルデザイン」を実施しました。
2024年3月21日
3月8日(金)中野キャンパス442教室において薬学部FD企画委員会主催の講演会が開催され、東京慈恵会医科大学 解剖学講座 岡部 正隆 教授(東京慈恵会医科大学 副学長、NPO法人カラーユニバーサルデザイン機構 副理事長)に「色覚の多様性とカラーユニバーサルデザイン」という演題でご講演いただきました。
「色」は効率よく情報を伝達する手段として、多くの場所で用いられていますが、色に配慮のない社会では色弱者は情報弱者となってしまうため、色弱者が名乗り出なくても、色弱者がいることを前提として、情報を発信する側の積極的な対応が必要です。本講演では、色弱者の色の見え方から、家庭・職場(教育現場を含む)での色覚多様性への配慮の仕方や工夫まで事例をまじえて紹介していただきました。講演後には参加者から多くの質問が寄せられ、活発な質疑応答が行われました。講義スライドや資料作成などで、色覚多様性に配慮した工夫が必要であることを学ぶことができました。