お知らせ

2023年度着任の新任教員を紹介します。

2023年6月23日

2023年度着任の新任教員を紹介します。

八代田 英樹 教授(分子細胞制御ユニット)

八代田 英樹 教授

東京都医学総合研究所に10年間、東京大学薬学部に15年間勤めた後、4月1日付で本学に着任いたしました。大学の学部生の時から主に出芽酵母を実験材料として研究を行っています。ヒトを対象とする薬学部で出芽酵母?と思われるかも知れませんが、ヒトも酵母も細胞レベルになればほぼ同じです。生き物としてのヒトを細胞レベルから深く理解しておくことは、将来、次々と現れるであろう新薬の作用機序を理解する上で役に立つことだと思っております。本学でもヒトを深く理解する過程に貢献し、学生とその過程を共有することで、学生と共に私も人として成長していきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

高橋 秀人 教授(医学統計学ユニット)

高橋 秀人 教授

高橋 秀人と申します。数理統計学をベースに、疫学・統計分野で、 医学研究(臨床統計, 公衆衛生)を30年近く行って参りました。研究プロトコルの統計部分の作成から解析、福島放射線影響に関する統計解析、公的bigdataを用いた研究、また統計相談を通しての課題解決に基づく研究など、共同研究を通し、様々なことを学させていただき、また自分の専門である「統計」により、それぞれの研究に関し何らかの貢献をさせていただけたことを感謝しております。本学では「そうではないか? と思っている直観をデータで裏打ちできる(できた)成功体験」を学生のみなさんと共有できればいいなあと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。

鈴木 正論 講師(臨床薬物治療学ユニット)

鈴木 正論 講師

私は、医療法人鉄蕉会 亀田総合病院にて薬剤師レジデントとして2年間研修後、主に循環器系病棟担当や卒後教育を中心に15年間勤務しておりました。多様性が求められる時代に国民から求められるニーズを理解し、どう向き合い、人生に配慮した問題点の抽出とそのアプローチをどうするか。処方支援やワクチン接種など新たなことへの挑戦する大切さ、チームで取り組むことによって生まれる素晴らしいアウトカムについてメンタルモデルを共有しながら、皆さんの学びをできる限り支援をしていきたいと思います。プロフェッショナルを目指し、学び続け、更なる向上にチャレンジする、考える力を養うことでそれぞれが持つリーダーシップを発揮するために一緒に成長していきましょう。

加藤 雅和 助教(薬学基礎教育ユニット)

加藤 雅和 助教

本年4月より着任いたしました、新任助教の加藤 雅和です。よろしくお願いいたします。私は皆さんと同じ帝京平成大学出身で、卒業後に大学院に進学しました。本学在学中は、ビフィズス菌をがんへ薬を届けるための乗り物(DDSキャリアー)として応用する研究に取り組んでいました。大学院では、身体の中の不要になったタンパク質を分解する複合体であるプロテアソームと老化の関係を明らかにし、健康で長生きできる方法を探す研究に取り組んできました。薬学部での6年間は長く厳しい道のりですが、我々教員がしっかりサポートします。目標に向かって一緒に頑張りましょう。