研究交流会

本研究交流会の目的は薬学部医療系の研究活動の活性化を促し、さらなる研究の発展を促すことです。本研究会は研究成果のみの発表を行うものではなく、失敗例を含めた研究内容を紹介することにより、異なる分野の研究者との交流をとおして、研究協力の促進、新たなる研究アイデアのひらめき、研究方向の拡大など、研究者にとって今後の研究のプラスになることを目指しています。

2019年度 研究交流会

薬学部 薬学科 鈴木 英治 教授と同学科 栗坂 知里 助教が下記演題で講演を行いました。

日時 演題
7月12日(金) 鈴木 英治 教授 含窒素(最近は含酸素)複素環化合物の合成
栗坂 知里 助教 黄色ブドウ球菌 Staphylococcal superantigen-like protein 5 (SSL5) と宿主タンパク質の相互作用

鈴木 英治 教授「含窒素(最近は含酸素)複素環化合物の合成」
含窒素複素環であるインドール誘導体の新規合成法、新反応発見とその経緯、生理活性天然物の全合成、さらにアミロイドβ凝集阻害剤として含酸素複素環のジアリルベンゾフラン誘導体にたどり着くまでを講演しました。

研究交流会の様子

栗坂 知里 助教「黄色ブドウ球菌 Staphylococcal superantigen-like protein 5 (SSL5) と宿主タンパク質の相互作用」
黄色ブドウ球菌は感染症の原因菌として広く知られており、耐性菌の出現が深刻な社会問題となっています。本交流会では、黄色ブドウ球菌分泌タンパク質であるStaphylococcal superantigen-like protein 5 (SSL5) と宿主免疫タンパク質の相互作用について講演しました。

研究交流会の様子

University of Texas Southwestern Medical Centerの水野 正樹 先生に下記演題でご講演いただきました。糖尿病患者にみられる運動時の過剰な血圧増加について最新の研究成果をご紹介いただき、活発な質疑応答が行われました。

日時 演題
9月25日(水) University of Texas
Southwestern Medical Center
水野 正樹
Assistant Professor
インスリン抵抗性と糖尿病における
自律神経異常

水野 正樹

水野先生 ご略歴

2000年に早稲田大学人間科学部を卒業。2005年に早稲田大学人間科学研究科にて博士(人間科学)の学位を取得。その後、早稲田大学助手、国立循環器病センター研究員を経て、2009年に渡米。現在は、University of Texas Southwestern Medical CenterでAssistant Professorとして、精力的に教育・研究活動に従事。専門は運動生理学。

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