ユニット紹介
薬学臨床教育研究センター
病院薬学ユニット
ユニットの目標
病院に勤務する薬剤師は、医師、看護師等の医療従事者との信頼関係を構築し、医療の担い手の一員として、薬物療法の質の向上と安全確保に資する患者本位の業務展開を推進しなければなりません(薬剤師の将来ビジョン:公益財団法人日本薬剤師会)。この将来ビジョンに基づき、病院薬学ユニットでは、医薬品の適正使用に貢献することを目的として、実臨床における薬物治療の問題点の抽出、実態調査、改善策の構築を中心とした研究を展開しています。
研究テーマ
多角的な視点からの薬学研究(島﨑教授)
薬剤師は、よく「街の科学者」とも言われますが、それは多角的な視点を持っているからです。異なる視点から研究を行うことで、学生と一緒に多角的な視点を醸成していきたいと考えます。
- 植物培養細胞を用いた医薬品開発における評価モデル作成に関する基礎的研究
- 漢方エキス製剤の調剤、保存のための保管方法の検討
- 小児薬物治療における服薬指導の問題点
発表論文
- Gao, L., Su, C., Du, X., Wang, R., Chen, S., Zhou, Y., Liu, C., Liu, X., Tian, R., Zhang, L., Xie, K., Chen, S., Guo, Q., Guo, L., Hano, Y., Shimazaki, M., Minami, A., Oikawa, H., Huang, N., Houk, K.N., Huang, L., Dai, J., & Lei, X.“FAD-dependent enzyme-catalysed intermolecular [4+2] cycloaddition in natural product biosynthesis” Nature Chemistry 12, 620–628, 2020
著書
- 島﨑学:調剤と服薬指導がわかる 小児科これだけ 2023/10(共著)
- 島﨑学:薬語図鑑-基礎薬学用語を現場で使える知識に訳してみました- 2023/4(分担執筆)
- 島﨑学:基礎と臨床をつなぐ物理薬剤学・製剤学 2023/3(分担執筆)
執筆
- 島﨑学:プレイバック物化生 核酸に含まれる塩基とDNAの基本;Rp.+(レシピプラス) 2023年夏号, 22(3), 119-123
- 島﨑学:プレイバック物化生 あらためて考える酸と塩基Part.2;Rp.+(レシピプラス) 2023年春号, 22(2), 116-119
- 島﨑学:プレイバック物化生 あらためて考える酸と塩基Part.1;Rp.+(レシピプラス) 2023年冬号, 22(1), 96-100
学会発表
- 島﨑学, 岡島彩乃, 渡辺湧太:再分包した漢方エキス製剤の保管に関する研究;日本薬学会第143年会, 札幌, 2023年3月
お知らせ
- 2022/04
- 島﨑准教授が本ユニットと医療薬学系教育ユニットの兼任になりました。