ユニット紹介

薬学臨床教育研究センター
地域薬局学ユニット

ユニットの目標

このユニットは、薬剤師の職域と職能の拡大と質の向上を目差して、教育と研究活動をしています。幅広いテーマで人を対象とした研究と服薬支援に関連する研究を行っています。

研究テーマ

薬剤師のコミュニケーションに関する研究

ファーマシューティカルケアのプロセスには、図のように必ずポイントでコミュニケーションを発揮する必要がある。患者や家族とのコミュニケーションに加え、多職種との連携が必要である。本ユニットは様々な角度からコミュニケーションに関する研究が可能である。2021年度は在宅医療に関わる薬剤師のコアコンピテンシー(能力要件)について明らかにするプロジェクトをはじめ、複数の研究を同時並行で行っている。

研究テーマイメージ

医薬品の嚥下性とその評価系に関する研究

嚥下困難者用の食品においては物性の基準値が示されているが、医薬品には嚥下困難者に適用可能かどうかを規定する物性の基準が存在しない。今後需要の増えるであろう易嚥下性医薬品における基準値となりうる物性を検討する。

発表論文

  • 井手口直子:レボノルゲストレルの位置付けとオンライン診療下での投薬時の注意点; 診療と新薬 2021;58:159-165
  • Ito, I., Ito, A., Unezaki, S. “Preparation and evaluation of water-absorbing swollen mini-tablet aimed at improving ingestion.” Journal of Drug Delivery Science and Technology 50, 201-207, 2019
  • 伊東育己:服用性の向上を目的とした経口製剤の検討~アルギン酸ナトリウムを用いたゲル化錠剤の調製と評価~ YAKUGAKU ZASSHI 137, 969-977, 2017

著書

  • 井手口直子:「生活習慣病と健康長寿・フレイル対策」(先端医学社)2021;PART4 5.生活習慣病患者とのコミュニケーション p110-117
  • 井手口直子:「機能性医学入門〜慢性疾患の予防と治療〜」 Jeffrey S. Bland著(アチーブメント出版)2021;第2章翻訳

学会発表

  • 井手口直子:薬学部でのプレコンセプションケア教育の試み;第35回日本女性医学学会学術集会 緊急避妊フォーラム2020、2020年11月(WEB配信による講演)
  • 井手口直子:スーパーフードの最新事情;第2回日本オーソモレキュラー医学会、2020年10月(WEB配信による講演)
  • 井手口直子:地域薬局の新たな活躍分野「産業薬剤師」の可能性;第13回日本在宅薬学会学術大会、2020年9月(WEB配信による講演)
  • 井手口直子:大学での性差医療教育の試み ―緊急避妊薬に関わる薬剤師の役割を学ぶ―;第5回日本薬学教育学会大会、2020年9月(WEB配信による講演)

お知らせ

2021/04
伊東育己講師が着任しました。

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