ユニット紹介

薬学臨床教育研究センター
地域薬局学ユニット

ユニットの目標

このユニットは、薬剤師の職域と職能の拡大と質の向上を目差して、教育と研究活動をしています。幅広いテーマで人を対象とした研究と服薬支援に関連する研究を行っています。

研究テーマ

薬剤師のコミュニケーションに関する研究

ファーマシューティカルケアのプロセスには、図のように必ずポイントでコミュニケーションを発揮する必要がある。患者や家族とのコミュニケーションに加え、多職種との連携が必要である。本ユニットは様々な角度からコミュニケーションに関する研究が可能である。2021年度は在宅医療に関わる薬剤師のコアコンピテンシー(能力要件)について明らかにするプロジェクトをはじめ、複数の研究を同時並行で行っている。

研究テーマイメージ

医薬品の嚥下性とその評価系に関する研究

嚥下困難者用の食品においては物性の基準値が示されているが、医薬品には嚥下困難者に適用可能かどうかを規定する物性の基準が存在しない。今後需要の増えるであろう易嚥下性医薬品における基準値となりうる物性を検討する。

飲み込みやすさを考慮した新規経口製剤の開発

錠剤は薬物治療において汎用されている。しかし嚥下に問題を抱えた患者では服薬アドヒアランスの低下を招く可能性がある。高分子は、水に容易に溶解しゲル状に変化し、口中で柔らかくまとまり、適度な水分を有することで咽頭・口腔内奥への移送が容易になることが考えられる。しかし製剤のゲル化は主薬の溶出遅延を招く可能性がある。そこで種々の高分子および賦形剤を用い、速やかな吸水膨潤性と、口腔内や咽頭内に付着・残留することのない小さな粘性・付着性、消化管内における適切な崩壊性を持つ製剤の調製を検討する。

発表論文

  • 伊東育己,石井正和:加熱式タバコの健康リスクと薬剤師に求められる禁煙支援; 日本地域薬局薬学会誌 12, 1-9, 2024
  • 石井正和,伊東育己,森田朱乃,加藤大貴:頭痛患者に適した医療機関の光環境に関する調査日本地域薬局薬学会誌 2, 48-55, 2024
  • Masakazu Ishii, Chiaki Manabe, Ikumi Ito, Hirotaka Katoh “Relationship Between smartphone Addiction and Headaches in People with Chronic Headache” BPB Reports7, 33-38, 2024
  • 伊東育己,石井正和:薬剤師による頭痛患者対応に求められるもの;薬局薬学16, 104-112, 2024
  • 伊東育己,石井正和:加熱式タバコの生理痛および頭痛への影響と喫煙に関する健康被害の認識;禁煙学会 19, 2-54, 2024

著書

  • 有田悦子、井手口直子 編集 「ファーマシューティカルコミュニケーション」(南山堂)2024
  • 伊東育己 「今日のOTC薬 改定第6版」(南江堂)2024;トリアージの判断チャート p8-65,小児に対するOTC薬の選択 p598-607
  • 井手口直子 「緩和医療薬学(改訂第2版)」第2章 緩和医療に携わる薬剤師に必要な基本的姿勢 ①プロフェッショナリズム(南山堂) 2023
  • 井手口直子 「スーパーフード入門」(評言社)2022

学会発表

  • 上山彩葵、井手口直子:鉄欠乏性貧血の認知と生活についてのアンケート調査;第27回日本地域薬局薬学会、2024年7月(優秀発表賞を受賞)
  • 青木真愛、 蛭田りな、伊東育己:服用性向上を目的とした新規経口製剤の検討~ι-カラギーナンを用いた錠剤の調製と評価~;日本薬学会第144年会、2024年3月
  • 西山清香、井手口直子:処方箋記載の検査値から疑義照会に至った事例の概要分析:第26回日本地域薬局薬学会、2023年7月(優秀発表賞を受賞)
  • 井手口直子、吉田貴行他:模擬患者参加型オンライン服薬指導実習の試みと成果:日本薬学会第143年会、2023年3月

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