ユニット紹介

社会薬学教育研究センター
医療倫理学ユニット

ユニットの目標

医療に関して生じている倫理的問題を幅広くとらえ、倫理原則の見地から分析し、今後の医療の方向性を考えることがこのユニットの目標です。とりわけ先端的医療技術の開発を通してどのように医療が発展していくのかを見定め、それは人々に何をもたらすのかを考察し、どのような医療が望ましいのかを考えます。
薬学部のなかで数少ない文系(倫理学)の研究室です。

研究テーマ

生体臓器移植医療の倫理、動物実験の倫理を研究テーマにしています。
卒論のテーマは広く、医療倫理・生命倫理の分野から学生本人がやりたいものを選んでいます。これまでの卒論テーマは以下です。

  • セクシュアルマイノリティの人々が医療に求めているもの

    薬剤師としてどういう配慮ができるのか、いくつかの案を考える

  • 学生の動物実験についての意識調査

    1年生へ調査をし、学生が実験動物に対して複雑な感情を抱くことを明らかにする

  • 小児腎移植のサポート体制 -薬剤師の役割-

    小児では人工透析を経ないで臓器移植を行う先行的腎移植が推奨されている。そのような現状を踏まえ、薬剤師ができる、患児へのサポートについて検討する

  • 臓器提供を増やすためには

    移植用臓器の不足を解消するために、提供体制の改善という実現可能な対策を考え、人々へ提供すべき情報の内容を検討する

  • 薬剤師の専門性と医薬分業

    歴史的経緯を振り返りながら、医薬分業が本来目指しているものは何かを考える

  • 日本で安楽死を認めるための要件

    安楽死についての賛否両論を調べ、海外の安楽死の要件等を検討し、日本において容認されるために必要な要件を提案する

  • 代理出産の今後のあり方について

    これまでの代理出産の賛否両論を検討し、あまり論じられてこなかった代理母への報酬の問題を考えるために本学1年生への調査を行う

  • 患者から医療者への暴力

    患者から薬剤師への暴言暴力についての論文を検索したところ、ほとんど資料が見つからなかったので、その理由を推測し、今後のこの問題への取り組み方を考える

  • 卵子提供についての調査

    卵子提供には、不妊治療目的・研究目的・治療目的の3つが考えられるが、目的によって卵子提供への考え方が異なるかどうかを、本学1年生に調査を行う

  • 美容医療の課題

    医学的適応性がなく、美容を目的とする美容医療の現状を調査する

発表論文

  • 田村京子 : 小児腎移植における倫理的要件と医療者の責務 ; 医学哲学・医学倫理 37, p.14-23(総113頁)2019 その他
  • 田村京子 :生体臓器移植の倫理 ; 2018年度博士論文(慶應義塾大学 乙第5011号)2019年2月

お知らせ

2019/05
田村教授が静岡県立静岡がんセンターで「研究倫理:臨床研究法と倫理」の公演を行いました。

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