ユニット紹介

医薬品機能教育研究部門
生理・病態学ユニット

ユニットの目標

本ユニットでは、動物や細胞などを用いた基礎研究からヒトを対象とした応用研究、さらには疫学研究を通じて疾患のメカニズムを解明し、新しい予防・治療戦略の開発などを行っています。より良い医療を患者様に提供するにはどうすれば良いかを自ら考え、将来、医療チームの一員として活躍できる薬剤師の養成を目的としています。

研究テーマ

  • 片頭痛が悪化する要因や薬物治療において治療抵抗性を示す要因の解析を、診療録を用いて行っています(石井、石橋)。
  • 抗がん剤の副作用発現とTRPチャネルの関連について、TRPM2ノックアウトマウスをもちいた動物実験、TRPチャネル発現細胞をもちいた基礎研究などを行っております(石橋、石井)。
  • 高血圧の予防・治療戦略の開発:高血圧の予防・改善には運動が効果的であることは広く知られています。とはいえ、高齢者や身体障がい者では運動実施が困難なケースも多く、また健常者であっても運動が面倒というものも多数いることは否定できません。そこで、多くの人が手軽に取り組むことができる新しい高血圧の予防・治療戦略の開発を目指しています(山元)。
  • 高血圧、糖尿病、脂質異常症の治療薬の効果と生活習慣との関係:高血圧、糖尿病、脂質異常症の薬物治療を受けている患者の中で、その治療目標を達成している患者は約50%にとどまっています。薬物治療を受けているにもかかわらず、治療目標を達成できていない患者の特徴を健康診断の情報から抽出し、どの健診項目を改善すれば治療目標を達成する確率を上げることができるのかを調べています(山元)。

発表論文

  • Gando, Y., Murakami, H., Kawakami, R., Yamamoto, K., Kawano, H., Tanaka, N., Sawada, S.S., Miyatake, N. and Miyachi, M: Cardiorespiratory fitness suppresses age-related arterial stiffening in healthy adults: A 2-year longitudinal observational study. J. Clin. Hypertens. 18, 292-298, 2016.
  • Yonezawa R, Yamamoto S, Takenaka M, Kage Y, Negoro T, Toda T, Ohbayashi M, Numata T, Nakano Y, Yamamoto T, Mori Y, Ishii M, Shimizu S: TRPM2 channels in alveolar epithelial cells mediate bleomycin-induced lung inflammation. Free Radic. Biol. Med. 2016, 90, 101-113.
  • Ichikawa M, Katoh H, Kurihara T, Ishii M: Clinical response to valproate in patients with migraine. J. Clin. Neurol. 2016, 12, 468-475.
  • 石井正和、加藤大貴、石橋正祥、市川瑞季、黒川信二、塚田節郎、笠井英世、木内祐二、巖本三壽:巨大地震や災害などの緊急時における頭痛医療のために平時に保険薬局薬剤師が行うべき取り組み 薬学雑誌 2016, 136, 1541-1555.
  • Gando, Y., Murakami, H., Yamamoto, K., Kawakami, R., Ohno, H., Sawada, S.S., Miyatake, N. and Miyachi, M: Greater progression of age-related aortic stiffening in adults with poor trunk flexibility: A 5-year longitudinal study. Front Physiol. 8, 454, 2017.
  • 石井正和、石橋正祥、加藤大貴、笠井英世、野田朋宏、井上 剛、巖本三壽:薬局における薬剤師業務への慢性頭痛の影響:医療安全と頭痛の関連 薬局薬学 2017, 9, 227-238.
  • Ishibashi M, Kasai H, Katoh H, Ishii M: Lack of association between TRP gene polymorphisms and complication of medication overuse headache in migraine patients. J. Med. Clin. Res. Rev. 2018, 2, 1-5.
  • Naito Y, Ishii M, Ishibashi M, Kasai H, Katoh H: Negative predictors of clinical response to amitriptyline in Japanese patients with migraine. Neurol. Clin. Neurosci. 2018, 6, 125-130.
  • Yamamoto K and Gando Y: Can Body Flexibility Predict Arterial Stiffening? J Osteopor Phys Act 6: 216, 2018.
  • Yamamoto K and Mifflin S: Inhibition of glial glutamate transporter GLT1 in the nucleus of the solitary tract attenuates baroreflex control of sympathetic nerve activity and heart rate. Physiol Rep 6: e13877, 2018.
  • 野田朋宏、石井正和、石橋正祥、加藤大貴、内藤結花、笠井英世、巖本三壽、井上剛:薬局薬剤師における生活習慣と頭痛の実態調査 薬局薬学 2018, 10, 174-184.
  • 平野貴法、石井正和、石橋正祥、加藤大貴、笠井英世、野田朋宏、井上剛、巖本三壽:薬学生における片頭痛の学業への影響 薬局薬学 2018, 10, 185-194.
  • 石井正和、加藤大貴、今若楽明、笠井英世、石橋正祥:スマトリプタン点鼻薬による群発頭痛の治療効果 薬学雑誌 2019, 139, 107-111.

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