ユニット紹介

創薬基盤教育研究部門
薬品分析学ユニット

ユニットの目標

豊かな社会生活に欠かせない化学物質を安全かつ安心して利用するためには、正確に見積もられた有害性と暴露量のデータを基に科学的手法により健康リスク評価を行い、その結果に基づいて化学物質を適切に管理することが重要です。当ユニットでは、化学物質の有害性評価及び暴露評価に係る調査並びに健康リスク評価の実施を通して、化学物質の安全かつ安心な利用に貢献したいと考えています。

また、“人生100年時代構想”とは健康長寿社会の実現であり、ガンや生活習慣病、感染症などの早期発見はその後のQOLに大きく影響します。早期発見に寄与する簡便迅速な新規検査・診断法の開発を目標に研究を進めています。

研究テーマ

  • 消費者製品含有化学物質の分析調査及び暴露評価に関する研究
  • 化学物質の細胞毒性、感作性等の有害性評価に関する研究
  • 消費者製品含有化学物質の健康リスク評価に関する研究
  • ゴマ油成分セサモールを用いた酸化ストレス測定法の開発に関する研究
  • 抗原抗体反応を利用した簡易検査法の開発に関する研究

発表論文

  • Kawakami, T., Isama, K., Ikarashi, Y. “Chromium and cobalt concentrations in textile products and the amounts eluted into artificial sweat” Journal of Environmental Chemistry 30, 23-28, 2020
  • Ohno, K., Hasegawa, T., Tamura, T., Utsumi, H., Yamashita, K. “Proton affinitive derivatization for highly sensitive determination of testosterone and dihydrotestosterone in saliva samples by LC-ESI-MS/MS” Anal. Sci. 34, 1017-21, 2018
  • Kawakami, T., Isama, K., Ikarashi, Y. “Determination of benzotriazole UV absorbers in textile products made of polyurethane fibers by high-performance liquid chromatography with a photo diode array detector” J. Liq. Chromatogr. Relat. Technol. 41, 831-838, 2018
  • Kawakami, T., Isama, K., Tanaka-Kagawa, T., Jinno, H. “Analysis of glycols, glycol ethers, and other volatile organic compounds present in household water-based hand pump sprays” Journal of Environmental Science and Health, Part A 52, 1204-1210, 2017
  • Miyajima-Tabata, A., Kawakami, T., Komoriya, K., Kato, R., Haishima, Y., Isama, K. “Effects of different secondary particle sized nickel oxide nanomaterials on cytotoxicity and immune responses” Toxicology Letters 280S, S83-S84, 2017
  • 味村真弓、中島晴信、河上強志、伊佐間和郎:繊維製品に含まれるトリス(1-アジリジニル)ホスフィンオキシド(略称:APO)の分析法の改定に向けた検討;大阪健康安全基盤研究所研究年報 1、93-100、2017

学会発表

  • 大野賢一、熊野征行、佐藤勝彦、藤村務:電気化学測定によるセサモールの簡易分析法の開発;日本薬学会第140年会(2020.3 京都)
  • 柳澤友希、山田友基、伊佐間和郎、清野敏一、西村哲治、黒須智博、夏目義明、山下敦志:模擬抗がん剤を用いた注射用抗がん剤調製業務における飛散量の評価;日本薬学会第140回年会(2020.3 京都)
  • 稲場優希、大河原麗奈、伊佐間和郎:ジェルネイル中の残留モノマーの分析とそれらの細胞毒性・感作性評価、日本薬学会第140年会(2020.3 京都)
  • 大河原麗奈、稲場優希、伊佐間和郎:コンタクトレンズ多目的溶剤の眼刺激性と洗浄力評価、日本薬学会第140年会(2020.3 京都)
  • 柳澤友希、黒須智博、山下敦志、夏目義明、清野敏一、伊佐間和郎、西村哲治:全国労災病院31施設の抗がん剤調製業務における職業性曝露対策の実態調査;第29回医療薬学会年会(2019.11 福岡)
  • Isama, K., Inaba, Y., Katsuyama, N. “Useful series of positive control compounds for colony formation cytotoxicity test” 30th Annual Conference of the European Society for Biomaterials (2019.9 Dresden)
  • 7. 河上強志、伊佐間和郎、五十嵐良明、神野透人:揮発性及び準揮発性有機化合物類のin chemico試験による感作性評価、第28回環境化学討論会(2019.6 埼玉)
  • Arakawa, H., Sano, Y., Ohno, K.: Development of a novel high specific and sensitive chemiluminescence assay for antioxidants using thiourea derivatives; 20th International Symposium on Chemiluminescence and Bioluminescence (2018.5 Nantes)

著書

    • 植松美幸、宮島敦子、野村祐介、蓜島由二、伊佐間和郎、岩崎清隆、梅津光生:血液適合性評価法の開発;医療用バイオマテリアルの研究開発、 シーエムシー出版、2017年
    • 大野賢一:免疫測定法 〜基礎から先端まで〜、講談社、2014年

特許

    • 蓜島由二、福井千恵、河上強志、迫田秀行、野村祐介、伊佐間和郎、新見伸吾、柚場俊康、向井智和、清麻里子:医療用バッグ;特許第6504839号(2019.4.5)
    • 蓜島由二、河上強志、福井千恵、田上昭人、伊佐間和郎、松岡厚子、柚場俊康:溶血抑制剤および血液バッグ;特許第6298597号(2018.3.2)

お知らせ

2020/04
大野賢一准教授が当ユニットに着任しました。
2020/04
伊佐間教授が国立医薬品食品衛生研究所客員研究員に就任(2016より継続)しました。
2020/03
卒業研究生2名が日本薬学会第140年会で研究成果を発表しました。

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