大学院生からのメッセージ
薬剤師による健康サポートの推進をするための研究
薬学研究科 薬学専攻 原田 美那
私は本学を卒業し、薬剤師となりました。今は本学で助手として働きながら、博士課程で学んでいます。また同時に薬局薬剤師、学校薬剤師の仕事もしています。
在学時は、地域の小学校や中学校にて「薬育(医薬品の適正使用や薬物乱用防止教室など健康に関する教育)」に参加していました。その中で、薬剤師は患者さんの治療に携わるだけでなく、未病や予防にも大きく貢献できるのではないかと考えるようになりました。 現在は、学校薬剤師のみならず地域の薬剤師も健康サポートの役割が求められています。しかし、実際には健康サポートを行っている薬局は少なく、まだ薬剤師が健康サポートを十分に担っているとは言えません。
そこで、私は薬学生と共に地域で薬育を行いながら、薬剤師による健康サポートの推進をするための研究を行っています。将来は自分自身も地域住民の健康サポートを行い、薬育を含めた健康サポートをできる薬剤師の育成に携わっていきたいと考えています。