大学院生からのメッセージ

「医」「薬」両方の目線から医薬連携を進めるために

薬学研究科 薬学専攻 上田 章人

私は、大阪市内の地域密着型小規模病院に勤務している医師です。医学部を卒業し、医師免許を取得したのが1995年なので、もう四半世紀以上勤務医として働いています。

そんな私が、なぜ医学部ではなく「薬学部」の博士課程で学ぶようになったのか・・・いろいろな出会いや偶然が重なっています。最初の偶然は、2020年に薬剤師向けの書籍の分担執筆を担当したことです。これがきっかけで医薬連携に興味を持つようになり、薬学の先生方との交流が始まりました。

そして、本学の小原道子教授との出会いから、医薬連携を進めるにあたっては「医」からの目線だけではなく「医」「薬」両方の目線が必要であることを学び、本学で学びたいと強く思うようになりました。いろいろ無理を言って(笑)、2022年から社会人大学院生として学ばせて頂いています。

臨床医と院生の両立は、時には大変です。しかし、それを大きく上回る「学ぶ喜び」があります。学位取得後は、本学で学んだことを糧に、医薬連携に邁進していきたいと考えています。

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