研究交流会

薬学部では、研究活動の活性化を促し、さらなる研究の発展につなげることを目的として、定期的に研究交流会を開催しています。2021年度からは名称を「語る会」に変更し、研究成果の発表のみではなく、それぞれの考えなどを自由に語る会としていきます。異なる分野の研究者との交流をとおして、研究協力の促進、新たなるアイデアのひらめき、研究方向の拡大など、今後の研究のプラスになることを目指します。

2023年度「語る会」

薬学部 薬学科 伊佐間 和郎 教授が下記演題で講演を行いました。

日時 講演者 演題
5月25日(木) 伊佐間 和郎
教授
バイオマテリアル研究の一端

バイオマテリアルを対象とした研究のうち、γ線照射ポリ乳酸、ニオブ添加ハイドロキシアパタイト、ニオブ添加チタン-ジルコニウム基合金及びカルシウム導入チタンの骨形成/骨分化に及ぼす効果について紹介しました。

研究交流会の様子

研究交流会の様子

薬学部 薬学科 加藤 雅和 助教が下記演題で講演を行いました。

日時 講演者 演題
6月21日(水) 加藤 雅和
助教
DDI2過剰発現によるプロテアソーム活性亢進マウスの開発と
加齢への影響の解析

加齢に伴うプロテアソーム機能低下が老化や加齢関連疾患の発症に関わることが報告されています。本講演では抗老化を目指したプロテアソーム活性亢進モデルマウスの作出と加齢への影響の解析結果を紹介しました。

研究交流会の様子

研究交流会の様子

薬学部 薬学科 伊東 育己 講師が下記演題で講演を行いました。

日時 講演者 演題
7月26日(水) 伊東 育己
講師
飲み込みやすさを目指して

服薬アドヒアランスの向上を目的とする嚥下性を考慮した新規経口製剤として、各種水溶性高分子を基材としたフィルム製剤やゲル化錠剤、ゲル化ミニタブレット、キセロゲル顆粒の調製と評価について紹介しました。

研究交流会の様子

研究交流会の様子

薬学部 薬学科 八代田 英樹 教授が下記演題で講演を行いました。

日時 講演者 演題
10月25日(水) 八代田 英樹
教授
出芽酵母を用いたユビキチン・プロテアソームシステム研究

モデル生物としての出芽酵母の利点と実際に出芽酵母を用いた研究によるプロテアソーム形成シャペロンの発見と機能解析、さらに化学遺伝学的手法を用いた新規プロテアソーム阻害剤探索の可能性を紹介しました。

研究交流会の様子

研究交流会の様子

薬学部 薬学科 井手口 直子 教授が下記演題で講演を行いました。

日時 講演者 演題
11月22日(水) 井手口 直子
教授
セルフケアサポートとしての薬剤師のコミュニケーション

薬学でのコミュニケーション教育の評価と、ICTを利用した薬局薬剤師―患者コミュニケーションシステムの実施と評価の研究について、さらに薬剤師の職能に活用するメリットについて講演しました。

研究交流会の様子

研究交流会の様子

薬学部 薬学科 野村 香織 准教授が下記演題で講演を行いました。

日時 講演者 演題
1月31日(水) 野村 香織
准教授
治療用放射性医薬品の創薬~臨床開発について

α線を放出するアスタチン211 (At-211) を用いた希少癌に対する治療用医薬品(治験薬)および治験の実際について、また、再生医療等製品がわずかな症例数の単群試験で承認されている日本と海外との違いについて紹介しました。

研究交流会の様子

研究交流会の様子

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